top of page

​理念
Mission / Vision / Values

「円応寺」という名前に込められた想い

円…遍く広く全ての人々の

応…求めに応じる、答える

私はこの名前をそう受け止めています。円応寺はお檀家さん以外にも、お寺を必要としている方、困っている方の心の拠り所になりたいと願っています。

平成6年に本堂を、平成16年に観音堂を建て直すことができたのは、地元のお檀家さんのご協力があったからこそです。そのおかげで円応寺は今日まで大切に守られてきました。これからは、私たちがその恩をお返ししていく番だと考えています。

IMG_7354.jpg

今までのお寺、これからのお寺

かつてお寺は、人々の人生のすべてに関わる「トータルライフセンター」でした。檀家名簿は戸籍の役割を持ち、寺子屋では子どもたちに学問を教え、日本庭園や茶道など文化・芸術の発信地でもありました。結婚式もお寺で行われ、子が生まれれば住職が名前を授け、時には駆け込み寺として人々を受け入れました。病めば薬を調え看病にあたり、葬儀供養まで。お寺は人々の人生に寄り添い続ける存在でした。

しかし時代とともに学校や病院などの施設が整い、葬儀も葬儀社が取り仕切るようになるにつれ、お寺が担ってきた役割は少しずつ失われていきました。「お布施を受け取るだけの存在」「葬式仏教」と見られてしまうことがあるのも、私たちが正直に受け止めなければならない現実です。

だからこそ今、私たちは受け身の姿勢から脱し、価値を与える側へと立ち返りたいと考えています。病院や学校のような施設を持つことは難しくても、人々の人生を支える「トータルライフサポートセンター」にはなれるはずです。お葬式でお経を唱えるだけでなく、体験や学びを通じて、これからも多くの方の人生に関わり続けるお寺でありたい。

そのための日々の指針として、次の

・Mission(ミッション)

・Vision(ビジョン)

・Values(バリュー)

を定めました。

Mission 使命・存在意義

人生に寄り添い、安心して帰ってこられる場所であり続ける

「ゆりかごから墓場まで」という言葉がありますが、円応寺はさらにその先まで──赤ちゃんが母の体に宿る前から、亡くなった後まで──子授け祈願から供養まで、人々の人生に寄り添うことを使命としています。

弘法大師はこう詠まれました。

阿字の子が 阿字のふるさと 立ち出でて また立ち帰る 阿字のふるさと

「阿字」とは大日如来を表す梵字であり、「阿字のふるさと」は仏の世界を意味します。私たちは大日如来のみもとより生まれ、死を迎えると再びそのもとへ帰ってゆく──この句は死への不安をやわらげ、安心を与えてくれます。

喜びの日も、辛い日も、ふとした日も。参拝、祈願、供養、観光、どのような理由でお越しになった方にとっても、円応寺はいつでも立ち寄れる「人生のふるさと」であり続けます。

IMGP0171_3.jpg

Vision 目指す姿

人々が集い、人生の節目に選ばれ続けるお寺になる

1度お越しになった方が、また来たくなる。ご家族やご友人に紹介したくなる。人生の大切な場面で、円応寺を思い出していただける。こんな思いがが自然に生まれるお寺でありたい。それが私たちの目指す姿です。

子授け祈願、安産祈願、初参り、七五三、学業成就、合格祈願、初詣、結婚式、地鎮祭、家内安全、厄除け、当病平癒、終活、葬儀、法事…人生のあらゆる節目で、「円応寺に行きたい」と思っていただける場所を目指しています。

IMG_4044_2.jpg

Values 大切にしていること

Visionを実現するために、私たちが日々の活動の中で大切にしている5つの姿勢です。

1.よく聞く

お参りに来られた方、ご相談される方、行事に参加される方。どなたに対しても、まずお話をよくお聞きすることを大切にしています。言葉の奥にある想いや悩みを、丁寧に受け止めます。

2.わかりやすく、丁寧に伝える

仏教の言葉や行事の内容は、初めて触れる方には伝わりにくいことがあります。ご案内の言葉選びから、ホームページやSNSでの発信まで、見た瞬間に伝わる表現を心がけています。

3.心に残るひと手間を大切にする

御朱印の一筆、ご案内のひと言、季節の彩り。小さな心遣いの積み重ねが、「来てよかった」という気持ちにつながります。

4.ご縁を大切にする

1度のご縁を大切にし、未来へとつながるきっかけを大切にします。

5.変化を恐れず、挑戦を楽しむ

祈りの場、心の拠り所としての本質は、いつの時代も変わりません。しかし、その本質を届ける方法は、時代とともに変わってよいはずです。SNSでの発信、AIの活用、オンライン法要、キャッシュレス決済など、新しい取り組みを積極的に取り入れることで、より多くの方に円応寺を知っていただきたいと考えています。

IMG_6462_2.jpg

結びに

お寺は亡くなった時にお世話になる場所だと思っている方が多いかと思います。しかし、我々が心の拠り所を求めるのは命が尽きてからだけではありません。生きている今、この時ではないでしょうか。

円応寺は、皆さまの人生に寄り添うお寺を目指します。

令和8年7月1日

第25世住職 髙岡進雅 合掌

bottom of page