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住職挨拶

当山HPをご覧いただきありがとうございます。住職を務めさせていただいております髙岡進雅と申します。平成2年生まれのAB型 午年、ゆとり世代真っただ中でございます。

 

平成23年の「東日本大震災」と年を同じくして、8月に副住職の父が、11月には住職の祖父が相次いで亡くなり、悲しむ間もなく私は円応寺の第25世住職を拝命いたしました。当時の私はまだ大学生。東京西巣鴨の大正大学で真言宗の教義を学びつつも、僧侶になるという運命に抗うかの如く、自堕落でどうしようもない大学生活を送っておりました。入院していた父と高齢の祖父、心のどこかでもう長くはないとわかってはいたものの、現実逃避をしていた私は急な事実を受け入れられず、どうすればいいのかわからず途方に暮れていました。

そんな時に助けてくれたのが周りの方々でした。近隣の法類住職、僧侶の方々、お檀家さん、たくさんの方の助けがあり、そして慣れない私に代わって母が寺務のほとんどをやり繰りしてくれました。

平成25年に大正大学を卒業、現在は香取市牧野の観福寺にお勤めしながらの兼業?の日々を送っております。私のような若輩者に対して皆様の支えがあったのは、長年お寺を守ってきた父と祖父のおかげだったと思います。

次は私が周りの方々へ恩返しをする時だと思い、日々のお勤めをしております。今後とも歴代住職に恥じぬよう、先代の法灯を受け継ぎ精進してまいります。​

 

合掌。

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